体臭のセルフチェックでスメハラを防ごう

体臭というものは自分ではなかなか分からないものですよね?
周りの反応を見たり、思い切って自分から聞いてみたりしないと気づく事は難しいです。
自分で簡単に体臭をチェックする事が出来ればスメハラを事前に防ぐ事が出来るのに・・と考えた事はありませんか?
そんなお悩みを解決する為に自分でも簡単に出来る体臭のセルフチェック方法をお教えいたします。
ニオイレベルを知ろう
ヘルスケアの大手会社「エーザイ」が「夏のニオイと口臭」についての調査を2016年6月24日~28日に20代~30代の女性を対象に実施しています。
「頭皮」「全身の汗」「口臭」「ワキ」「足」の中から、最も強いと思うニオイはどの部分か?というインターネットアンケートをおこなった結果、
- 「ワキ」(46%)
- 「足」(24%)
- 「全身の汗」(18%)
- 「口臭」(7%)
という順番になったそうです。
この結果を見るとやはり女性が一番気にしているニオイ部分はワキだということが分かります。
特に夏になると汗もかきやすくなりますし、服装も薄着になったりとワキに対するケアは念入りのようです。
しかし、実際に「臭気測定器(ニオイセンサー)」を用いて同じ部位を測定したところ、アンケートの回答に反して「口臭」がもっともニオイレベルが高かったようです。
ということは、自分の思っている以外の部分がニオイを放っている可能性があるということになりますので、自分のニオイを気にしている人にとっては、体臭チェックは重要ということになりますね。
まずは鼻をリセットしよう
まず自分の体臭が分かりにくいのは自分の体臭に鼻が慣れてしまっているからなんですね。
そのせいでどんなに体臭が酷くても他人が感じる臭いと自分が感じる臭いに差がありすぎる為、スメハラという被害が起こってしまうんですね。
では、この他人と自分との「差」をなるべく無くす事が出来れば自分の体臭が分かり対策が出来るはずですよね。
その準備段階としてまずは自分の嗅覚をリセットする事です。
嗅覚をリセットする事が出来れば自分の体臭も分かるようになります。
リセットする方法は、いくつかあるんですが一番簡単な方法はシャワーを浴びるという事です。
鼻というのは臭いの元となっている嗅素という小さな分子を嗅細胞がキャッチして神経を伝達し臭いを感じるという仕組みになっているんですが、シャワーを浴びる事でこの嗅素を水蒸気で洗い流す事が出来る為嗅覚をリセットする事が出来るんです。
ポイントとしましてはシャワーを浴びる時になるべく鼻呼吸をするときれいに洗い流す事が出来ますよ。
いわゆる鼻うがいと同じ仕組みと考えてもらうと分かりやすいですね。
今日から出来る体臭セルフチェック方法
では鼻をリセットしたところで、自分の体臭を簡単にチェック出来る方法をお教えいたします。
そのチェック方法は、
- お風呂に入った後に衣服を臭う
- ビニール袋を使う
- ワキ汗の臭いを確認する
- 耳垢が湿っている
- 衣服に黄色いシミがつく
です。
どれも簡単で家にあるものですぐにチェックできるのでおすすめですよ。
お風呂に入った後に衣服を臭う
先程も書きましたがお風呂に入る事で嗅覚がリセットされていますので、自分の臭いが敏感に分かるようになっています。
1日中着ていた衣服は自分の体臭が染み込んでいますので、チェック方法としては最適です。
この時に特にワキ部分を確認する事によって自分がワキガかどうかチェックする事が出来ますし、ワキは体内で一番汗が出る汗腺が多く集まっている箇所ですので自分の汗の臭いを嗅ぐ事で体臭が分かりやすいですよ。
ビニール袋を使う
この方法は下着をビニール袋に入れて臭いをチェックするというものです。
特に女性は生理やおりもの、排泄とどんなにキレイにしていても少なからず常在菌がついています。
下着をビニール袋に入れて嗅ぐ事で少しでも臭いを感じれば自分に体臭があるという事になります。
ワキ汗の臭いを確認する
これは自分のワキ汗をティッシュやタオルで拭き取って臭いをチェックするという方法です。
自分の汗を直接確認する事によって体臭の主な原因である汗に含まれる体内から分泌された脂質やアンモニアの臭いをチェック出来ますので、体臭の一番の原因を突き止める事が出来ますよ。
詳しいチェック方法としてはティッシュをワキの下に挟み、臭いを確認します。
1時間くらい経ってティッシュの臭いを確認してみると、ワキから臭いが出ているかがわかります。
臭いのついたティッシュで客観的に自分の臭いを確認できると思います。
これが無臭の場合は問題ありませんが、脂質やアンモニアの臭いがした場合、周りに体臭を放っていてスメハラになっている可能性があります。
また、ラップを使ったチェック方法もあります。
ラップをワキの下に密着させ、3分後にラップの臭いをチェックするのです。
これらを試して玉ねぎやお酢のようなツンとした臭いがした場合、ワキガの可能性があります。
アポクリン汗腺の数が多い人は清潔にしていてもワキガになってしまいます。
体毛が多い人はアポクリン汗腺が多いと言われているので、判断基準になるかもしれません。
専用のケアアイテムでのお手入れやサプリを飲んで対策をしたり、病院で医師に相談するなどして、解決策を探してみましょう。
病院での検査でもガーゼを使った臭いの検査をされるので、それに近い事が自宅でも簡単に出来ますね。
耳垢が湿っている
耳垢が湿っている人は体臭が強いという話を聞いたことがないでしょうか?
耳の中というのは、体臭を強くする原因のアポクリン汗腺が分布されています。
このアポクリン汗腺は脂質やアンモニアなどが含まれた汗を分泌させる汗腺で、ワキガの原因とも直結しています。
なので、耳垢が湿っている人はこのアポクリン汗腺が人よりも多いということが考えられ、脂質やアンモニアの分泌量も多いということになります。
対策としては、食生活を見直すことで体内環境を改善し老廃物を少しでも減らすことしかありませんので、規則正しい生活習慣を心がけるようにしましょう。
衣服に黄色いシミがつく
こちらも耳垢と重なる部分がありますが、アポクリン汗腺から分泌された脂質やアンモニアが衣服に付着すると黄色いシミになることがあります。
通常、汗は無色透明をしていますが、時間が経つにつれて脂質やアンモニアが変色することがありますので、衣服の汗ジミを見つけることで、自分の体臭が強いかどうかをチェックすることができます。
まとめ
いかがでしょうか?この方法で自分の体臭をチェックする事が出来ます。
自分のどの部分が強く臭っているのか?臭いのキツさはどのくらいなのか?を自覚する事で必ずスメハラを防ぐ事が出来ます。
また少しでも体臭が気になるようでしたら、簡単に対策が出来る体臭サプリを使ってみるのもおすすめです。
体臭サプリに配合されている成分で汗から発生する臭いをサポートする事ができ、自分の体臭や口臭を良い香りに包んでくれる作用が期待できますので、サプリを飲む事で気になる臭いを対策する事が出来ますよ。